ホテリエの頭の中、さらします。

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私は、ホテリエである。

「ホテリエとは、ホテルで働く人の総称です。」
(東京ホテル・ブライダル&観光専門学校 Webサイトより)

つまり、私はホテルで働いている。

リッツ・カールトンのような最高級ホテルの1ランク下くらいに位置する、そこそこちゃんとしたホテルで働く、そこそこちゃんとしたホテリエである。

空港からのアクセスも良い外資系ホテルのため、お客さんは海外のビジネスマンが多い。

だいたい、朝8時頃からチェックアウトのピークが始まる。
そこから10時前くらいまで、私たちはバゲダン(※)や、ゲストの見送りなどに追われる。
※バゲダン…バゲージダウンの略称。ゲストの荷物を部屋からフロントまで下ろす作業。

で、この後が問題である。

猛烈に、暇なのだ

チェックアウトの波が過ぎると、次のピークはチェックインゲストの対応となる。
私のホテルのチェックインは15:00から。
つまり10:00~15:00の間、正確には昼休みの1時間を除いて4時間ほど暇な時間が発生する。

もちろん、その間もゲスト対応はあるし、ミーティングや事務処理、VIPゲスト受入の準備などもあるから、忙しい時は忙しいのだが、正直、暇なときも多い。

こんな時に、私は困ってしまうわけだ。

現場に立ち始めたばかりの時は、緊張で暇を感じる余裕も無かったがさすがに今はそんなことも無い。
自社の課題や、自分のキャリアプランについて思いを巡らせたりしたこともあったが、今度は逆に没頭しすぎて、ゲストに気づかない事もあったので、やめることにした。

さあ、どうしよう。
ホテリエたるもの、いかなる時も周りに気を配るべし、という声も聞こえてきそうだが、現実はそうもいかない。

もちろん、そうしたいのは山々なのだが、特に昼休みを挟むと、睡魔との戦いもはじまる。
中学生まで毎日10時間寝てきた私は、睡魔との相性がすこぶる悪く、ひどい時は立ったまま膝がガクンとなる事もしばしば。

そこで考えた苦肉の策が、
没頭するほどでもない、しょーもないことをひたすら考えるというもの。
ここで大事なのは、「ひたすら」考えて時間をつぶさなきゃいけないので、すぐに結論にたどり着いてしまうようなテーマだと困る。

なので、テーマ選びからして重要で、
内容は「うんち」から「言語学」まで幅広く、テーマを決めるまでにそれなりの時間がかかるわけだが、それゆえに1つのテーマで1週間くらい暇をつぶせるようになった。

このブログでは、そんなしょーもないことを書きとめ、後世に残すことを目的とする。

一分の隙も無さそうなこのホテリエが、実はうんちについて熟考している最中かもしれない、
もしくは逆に、
満員電車で目の前にいるさえないオヤジが、1時間後には一流ホテルマンとして英語ペラペラで接客しているかもしれないとか、そんな風に少しでもホテリエを身近に感じるきっかけになれば嬉しく思います。

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